高耐食複合合金めっき「イオニスコート/WS」
イオニスコート/SKの耐食性を更に向上したイオニスコート処理の最上級タイプ
亜鉛-ニッケル合金めっきを下地に三価クロメート処理を施し、更に亜鉛アルミ複合コーティングを設け、その上にシリカを主成分とした防錆コーティング剤を施しためっきです
- さびに強い!
・ステンレスと同等の耐食性
・アルミに対して電蝕を軽減 - 環境に優しい!
六価クロムフリー処理で環境へも配慮 - 締め付けトルクは適正なトルクで十分!
ステンレス製品からの切替でコストカット - コストダウンが可能!
- 様々な製品に処理が可能!
プレス製品・金物etc…
色調はグレー
関連製品
防錆用スプレー「ZEC-888」
イオニスコートに使用されるトップコートの亜鉛との密着性の利点を生かした補強用スプレーも販売中です。
既存製品(亜鉛めっき上・亜鉛ダイカストも可)にスプレーを施すだけで耐食性を大幅に改善する事が可能になります。
都道府県別イオニスコート納入実績数
太陽光発電所工事:24件以上
土木・建築一式工事:4件以上
内訳 イオニスコート/WS:28件以上
【出荷数量内訳(2022年3月31日現在)】
イオニスコート/SK:148,080,000本以上
イオニスコート/WS:2,900,000本以上
【総出荷本数(2022年3月31日現在)】150,980,000本以上
イオニスコート/WSの特長
- イオニスコート/SKの上を行く高耐食性能
- 膜厚は通常6.5~10㎛(オーバータップの加工が必要)
- 自己修復性があり傷などでめっき皮膜が損傷してもトップコートが傷に溶け出し傷部を覆って赤錆発生を遅らせる
- 六価クロム及びその化合物を含まない
- 電蝕を軽減 亜鉛めっき鋼板・アルミ材など異種金属に対して大幅に電蝕を軽減
イオニスコート/SK皮膜構成
1層目/亜鉛-ニッケル合金めっき
近年、自動車の主要部によく使用される耐食性が非常に良好な亜鉛ニッケルめっき。
2層目/三価クロメート処理
三価クロメート処理によりさらなる耐食性向上、美観などを持たせることが可能。
3層目/亜鉛アルミ複合コーティング
亜鉛に対して密着性があり高い防食性と自己修復性の特性をもったシリカが主成分のZEC-888を使用。
4層目/防錆コーティング剤「ZEC-888」
亜鉛に対して密着性があり高い防食性と自己修復性の特性をもったシリカが主成分のZEC-888を使用。
耐食性/電蝕防止性比較試験データ
試験方法 | 中性塩水噴霧試験(JIS Z 2371) |
---|---|
条件 | 試験版…アルミ板(A5052) |
試験機
試験鋼板
試験結果
2000時間
イオニス/WS
白錆はあったが赤錆の発生はなし
ドブメッキ
赤錆が発生し白錆の発生も多く表面に厚くついている
ステンレス
若干のくすみはあったがほぼ変化なし
記載された試験データは弊社で実施した試験データの一例であり、その結果を保証するものではありません。