トップメッセージ
石徳螺子株式会社は明治11年に創業し、現在もバトンを繋いでいます。
商品は各種ねじ、締結用部品、建築金物を中心として実直に供給させていただいてきました。
以前は関東、東北のお客様を中心に流通の担い手としてお手伝いさせていただいてきましたが、最近は地元東京の業種の違ったお客様にも供給をさせていただくようになり扱い品目も増えました。
私は会社の売上よりも利益を追求し、結果一緒に働く社員が幸せに暮らせるようになることが喜びです。先代の父は姿勢として守りの商売が中心でしたが、事業継承してからは「適者生存の実現を目指す」というどの時代にもマッチした経営理念に変更しました。
業界の厳しい競争に対し、価格競争から脱皮する方向へ頭を切り替え、付加価値の高いオリジナル製品の開発に勤しみました。
当時として願われていた脱落防止ナット「マッスルナット」や、ステンレスに代わる独自の表面処理「イオニスコート」などのオリジナル製品を開発し、各業界にお役立ていただきました。
「マッスルナット」の特許取得のために奔走したり、更なる性能向上のために試験所に何回も足を運びました。
「イオニスコート」の採用についてはゼネコンの品質保証部・技術研究所からの参加もあり、3回の協議の結果最後に「承認する」と言ってくださった一言は記憶に残る重みのある言葉でした。太陽光発電を始め、建築業界など全国各地のファンの皆様からご指定いただいております。
これからも社会に役立ち、お客様に喜んでいただき、そして社員が幸せでいられる経営を、次にバトンを渡すまで続けていきたいと思っています。
代表取締役社長
青木 雅仁
石徳螺子株式会社は1878年の創業以来、お取引先様のお力添えを得まして、社会経済をはじめ取り巻く環境の変化に順応し、業態を変化させながら創業140年を超える企業に成長させていただきました。
これからも弊社の経営理念であります「適者生存の実現」をモットーに新たな付加価値を創造し提供することで、お取引先様のお役に立ち、社会貢献する会社であるよう努めて参ります。
ねじ締結部品といった地味な商品でございますが、自動車・機械・設備・建築などあらゆる分野で必要不可欠な物と考えております。
従いまして「お取引先様に必要とされる企業」を目指し、従業員一人ひとりが変化を恐れずに夢と勇気を持って次の時代に挑戦し続けて参りますので、今後ともより一層のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
石徳螺子株式会社
代表取締役社長 青木 雅仁
経営理念・経営方針
経営理念
適者生存(※1)の実現を目指す
経営指標
- 社員に対しては、厳しく、寛大に、且つ公平に接する。
- 商品に対しては、特化し、付加価値を創造する。
- お金に対しては、無理することなく有益に投下する。
- 情報に対しては、お客様、購買先と共有する。
- お客様に対しては、サービスを深耕する。
- 購買先に対しては、唇歯輔車(※2)に徹する。
基本政策
熟慮断行(※3)をモットーとする
- ※1 適者生存
- 生存競争において、環境や条件などに優れた適正を発揮したものだけが生き残るということ。反面、適正に欠けたものは淘汰されていくこと。
- ※2 唇歯輔車
- 互いの利害が密接な関係にあり、離れられない仲、助け合う仲にあること。持ちつ持たれつの関係。
- ※3 熟慮断行
- 十分に考え、吟味したうえで結論を出し、いざその際は思い切って即座に実行に移すこと。